いきなり大仰なタイトルではございますが、実はこれ、あながち間違いではないのです。

想像してみてください。
気になること、欲しいモノがあった時、皆さんがまず初めに行うことはなんでしょうか?おそらく【検索】だと思います。

この仮説に沿うと、自社の商品、サービスを広めるための始点となるのは。【検索してもらうこと】ということになります。

『SEOってなんだろう?』
『商品Aと商品Bはどちらが良いのだろう?』
など、なにか疑問に思ったことがあった際に、皆さんはGoogleやYahoo!といった検索エンジンで【SEOとは?】、【商品A 商品B 違い】で検索をして、検索結果を上から順に眺めるのではないでしょうか? そして目的に応じたWebサイトを閲覧して知識を得る。

この流れはECにおける購買行動でも同様です。楽天などのモールで気になる商品を検索して、検索結果の上位に表示される商品を閲覧し気に入れば購入する。

ここで絶対に見落としてはならない文脈は、

・(検索結果の)上から順に眺める
・上位に表示される商品を閲覧する

ここの部分です。
結論から申し上げると、ほとんどの検索者は1ページ目~2ページ目までしか検索結果を見ません。
論拠となるデータがございますのでご確認ください。

検索順位ごとのクリック率(CTR)

10位ですら100人中ようやく1人が見る程度です。
この現状に鑑みて我々がすべきことは1つだけです。

【検索結果で上位になること】

そうすれば、自社の商品、サービスを知ってもらう機会が増えます。

では、どうすれば検索結果を上げることができるのか?
その解決の糸口となるのがタイトルにもある【SEO】なのです。

1.SEOとは

SEOとは”Search Engine Optimization”の略で『検索エンジン最適化』と訳されます。
噛み砕いて説明すると、“検索結果”で自社サイト、自社商品をより多く露出するために行う施策(対策)のことです。

あわせて読みたい

SEO

SEOとは SEOとは、”Search Engine Optimization”の略で、 日本語では検索エンジン最適化を意味します。 GoogleやYahoo!などの検索エンジンで表示される検索結果で 自社サイトを多く露 ...

2.検索エンジンの仕組み

SEOを実践する上で欠かせないのが、検索エンジンの仕組みを理解することです。あまり知られていないかもしれませんがYahoo!もGoogleの検索エンジンを利用しています。
日本における検索エンジンのシェアは、GoogleとYahoo!を合わせると約66%となります。

日本における検索エンジンの利用率シェア

このことから、Googleの検索エンジンの仕組みを理解しSEO対策をしっかりと行えば、Yahoo!の検索結果でも上位に表示される可能性が高いというわけです。
ただ、Yahoo!独自のアルゴリズムもあるので検索結果が全く一緒というわけではございません。

では、Googleに関して説明していきます。Googleには『クローラー』と呼ばれる自動プログラムがあります。クローラーは無数にあるWebサイトを日々巡回し、そのデータやキーワードを集め、データベースに保存しています。
例えば、【楽天 運営代行】で検索をすると、私たちが検索エンジンに入力した情報は、クローラーが収集した情報が蓄積してあるデータベースと照合されます。
その収集した情報を”検索結果”として検索者に表示しているのです。

3.検索順位はどうやって決まるのか

前項でGoogleの仕組みについて説明いたしましたので、ここからはどういうロジックで検索順位が決まっているのかをご説明していこうと思います。
検索結果の順位は、Google独自のアルゴリズムによって決まっています。
我々が把握できるのはここまでです。
アルゴリズムは定期的にアップデートされ、判断基準をその度に変更しています。
かつては『良いページ』と判断されて上位表示されていたWebサイトが、今現在も検索結果の上位にいるわけでは必ずしもありません。

このように、その時その時でコンテンツに求められるものが変わるので、これをすれば順位が上がる!という明確なものは当たり前ですが開示されていないのです。
ただ、Googleが目指すものが何なのかに立ち返ると断片的に見えてくるものがあります。
Googleは【ユーザーにとってGoogle検索の利便性を高めること】を目指しています。
具体的に言うと、検索者があるキーワードを入力して検索する際には、何かしらの目的意識を持っています。
その目的に応えるような検索結果を表示するのがGoogleの目指すところです。

このことから、Googleが提供する検索結果は、

・キーワードとの関連性が高く
・良質な情報を掲載している

ようなページが上位に表示されるようになっていると推測できます。
また、Googleが検索において最重要視している3つの評価軸も押さえておきましょう。
それは、

・専門性
・権威性
・信頼性
※Googleの検索品質評価ガイドラインより

あまりに抽象的でピンと来ない方が多いと思いますので当社ではこれは次のように解釈しています。

【事実を、深掘りして、わかりやすい言葉で書かれていること】

事実が書かれていれば『信頼され』、掘り下げた内容は『専門性があり』、わかりやすい文章は人気が出て『権威のある』コンテンツになります。

これらを意識したコンテンツを作成し続けることが検索結果を上げることにつながりそうです。

4.具体的なSEO対策

ここからは具体的なSEOの対策について説明していこうと思います。

SEOには内部SEOと外部SEOの2つがあります。
2010年ごろまでは外部SEOが主流でしたが最近では内部SEOが重視されるようになっています。

・外部SEOとは

外部SEOの基本は沢山のWebサイトからリンクを張るという単純なものです。
これは『多数のWebサイトから参照(リンク)されているWebサイトは良いものである』という考えに基づいています。
そのため、サテライトサイトを作り、被リンクを増やすという人為的な手法で検索順位を上げることが可能でした。
もちろん最近ではGoogleの取り締まりも厳しくなり、この手法はほとんど意味をなさなくなっています。

・内部SEOとは

内部SEOは主にWebページが
・正しいプログラム(コード)で書かれていること。
・良質なコンテンツであること。
が重要とされています。
これから挙げる例を参考にしてサイトのコードを見直してみてください。

1.ページタイトルを最適化する

ページタイトル(<title>タグ)はSEOにおいて最重要ポイントです。上位表示させたいキーワードを必ず含め、全角30文字程度でできるだけ簡潔に記述する必要があります。
また、上位表示させたいキーワードはできるだけ前方に配置してください。

2.h1タグの重要性を理解する

タイトルと同様、h1タグもGoogleがページを評価する大切なポイントです。できるだけ対策キーワードを含めるようにしてください。
その他のh2~h6タグも同様にキーワードや関連語句を含めると良いでしょう。

3.内部リンクを構成する

こちらも非常に大切な施策です。コンテンツのテーマ性を関連付けることで評価されやすくなり、サイトのクロールを促すことに役立ちます。
リンクはできるだけテキストリンクにし、キーワードやリンク先のページの内容を表すアンカーテキストにするのが望ましいです。

4.相互リンク、パンくずリストを設定する。

内部リンクは一方向のリンクではなく、クローラーがリンク元ページに戻りやすいように相互リンクにしましょう。また、パンくずリストは必ず設置しましょう

5.ページの表示速度を意識する。

表示速度が遅い場合は画像や参照ファイル(css、Javascript等)を軽量化しましょう。

SEO対策を自分で実践したい方へ

SEO対策はキーワード選定や競合分析、コンテンツ制作、公開後の効果測定など、複数の施策を継続して行うことが重要です。
自社でSEO対策を進めたい方は、具体的な手順や必要なツールを解説した、パスカルの「自分でできるSEO対策の完全ガイド」も参考にしてください。

参考:自分でできるSEO対策の完全ガイド!初心者がするべき6つの対策と必須ツール ⧉

5.【2026年版】国産SEO分析ツールおすすめ5選!機能・特徴と選び方を比較

パスカル

ツール概要

パスカル(Pascal)は、株式会社オロパスが提供する国産のSEO・コンテンツ制作支援ツールです。

対策したいキーワードとURLを入力することで、検索上位ページを分析し、自社ページに不足している要素や改善すべき項目を数値で可視化できます。

また、LLMO対策のためのサイテーション分析機能も搭載しています。専門知識がなくても、データに基づいたSEO/LLMO対策を進めやすい点が特徴です。

主な機能

競合サイト分析、キーワード・検索意図分析、流入キーワード調査、コンテンツの改善診断、検索順位チェック、SEOに適した記事作成機能(パスカルチャット)、サイテーション分析機能など、キーワード選定からコンテンツ制作、公開後の効果測定まで幅広く対応しています。

特徴

■ 検索上位ページとの違いを数値で可視化タイトルや見出し、文字数、関連キーワード、内部リンクなどを比較し、改善すべき項目を具体的に把握できます。

■ 分析結果が分かりやすく、施策へ移しやすい専門的な分析結果をスコアやグラフで表示するため、SEOに詳しくない担当者でも優先すべき施策を判断しやすくなっています。

■ SEO/LLMO業務を一つのツールで効率化。キーワード調査、競合分析、記事作成、ページ改善、順位計測や外部言及の強化まで一貫して行えるため、複数のツールを使い分ける手間を減らせます。

会社情報

会社名:株式会社オロパス

所在地:北海道札幌市中央区大通西6丁目2-6 大樹生命札幌大通ビル6F

設立日:2014年3月

サービスページ:https://www.pascaljp.com/

TACT SEO

ツール概要

TACT SEOは、株式会社ウィルゲートが提供する国産のSEO分析ツールです。

長年にわたるSEOコンサルティングの知見をもとに開発されており、自社サイトと検索上位サイトを比較し、SEO上の課題や不足している要素を可視化できます。

キーワード調査から記事作成、公開後の効果測定まで、SEO業務を幅広く支援します。

主な機能

競合サイトの流入キーワード調査、上位表示ページの分析、内部SEOの課題抽出、キーワード選定、検索順位の計測、記事構成案・本文のAI作成、既存記事のリライト支援など、SEO対策に必要な調査・分析・制作機能を搭載しています。

特徴

■ 自社と検索上位サイトの差を自動で分析タイトルや見出し、内部リンク、被リンク、コンテンツなどを比較し、上位表示に向けて改善すべき項目を明確にできます。

■ 競合が獲得しているキーワードを調査できる競合サイトのURLを入力することで、流入が見込まれるキーワードを抽出できます。自社が対策できていないキーワードの発見や、コンテンツ企画に活用できます。

■ 分析から記事作成・リライトまで効率化分析結果をもとに、AIを活用した記事構成や本文の作成、既存コンテンツの改善を行えます。調査と制作を一つのツールで進められるため、SEO運用にかかる工数を削減できます。

会社情報

会社名:株式会社ウィルゲート

所在地:東京都港区南青山3-8-38 表参道グランビル3F

設立日:2006年6月

サービスページ:https://tact-seo.com/

ミエルカSEO

ツール概要

ミエルカSEOは、株式会社Faber Companyが提供する国産のSEO・コンテンツマーケティング支援ツールです。

検索ユーザーのニーズや競合サイトの傾向を可視化し、キーワード選定からコンテンツ制作、既存記事の改善、効果測定まで一貫して支援します。

専任担当者によるサポートも用意されており、SEOの内製化を目指す企業にも適しています。

主な機能

競合サイト分析、検索ニーズ・検索意図調査、キーワード選定、検索順位計測、記事構成・本文のAI作成、既存記事のリライト提案、アクセス解析、SEOレポート作成、ヒートマップ分析、AI検索における自社ブランドの露出調査など、SEOとコンテンツ運用に必要な機能を幅広く搭載しています。

特徴

■ 検索ユーザーのニーズを可視化関連キーワードや検索行動を分析し、ユーザーが知りたい情報や抱えている悩みを把握できます。検索意図に沿った記事の企画や構成づくりに活用できます。

■ コンテンツ制作から改善まで一貫して支援競合コンテンツとの比較をもとに、不足しているテーマや改善すべき見出しを抽出できます。新規記事の作成だけでなく、既存記事のリライトにも適しています。

■ SEOの内製化を支えるサポート体制専任担当者による操作説明や施策の相談に加え、学習動画、セミナー、勉強会などが用意されています。社内にSEOの知識を蓄積しながら運用体制を構築できます。

会社情報

会社名:株式会社Faber Company

所在地:東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー23F

設立日:2005年10月

サービスページ:https://mieru-ca.com/

Gyro-n SEO(ジャイロン)

ツール概要

Gyro-n SEOは、株式会社ユニヴァ・ジャイロンが提供する国産のSEO分析・検索順位チェックツールです。

登録したキーワードの検索順位を毎日自動で計測し、競合サイトとの順位差や検索結果の変化を継続的に記録できます。

SEO施策の実施前後を比較し、効果を検証したい企業に適しています。

主な機能

検索順位の自動計測、競合サイトとの順位比較、検索ボリューム・関連キーワード調査、検索結果画面の保存・比較、ページ・テキスト構造分析、順位変動の通知、カニバリゼーションの検出、ローカル検索順位計測、AI Overviewにおける自社・競合サイトの引用状況調査などの機能を搭載しています。

特徴

■ 検索順位と施策の効果を継続的に確認GoogleやYahoo! JAPANにおける登録キーワードの順位を毎日自動で計測します。施策内容をメモとして記録できるため、順位変動との関係を振り返りやすくなっています。

■ 過去の検索結果を保存して比較順位だけでなく、検索結果に表示されたページや競合サイトの変化も保存できます。検索順位が上昇・下落した際に、どのような変化が起きたのかを分析できます。

■ AI Overviewの表示・引用状況にも対応対象キーワードでAI Overviewが表示されているか、自社や競合サイトが情報源として引用されているかを確認できます。従来の検索順位とAI検索上の露出をあわせて管理できる点が特徴です。

会社情報

会社名:株式会社ユニヴァ・ジャイロン

所在地:東京都港区赤坂5-2-33 IsaI AkasakA 15F

設立日:2020年4月

サービスページ:https://www.gyro-n.com/

Keywordmap

ツール概要

Keywordmapは、株式会社CINCが提供する国産のSEO・Webマーケティング分析ツールです。

膨大な日本語の検索データをもとに、競合サイトの獲得キーワードや検索市場、ユーザーニーズを可視化できます。

SEOだけでなく、コンテンツ制作やリスティング広告の調査まで、Web集客を幅広く分析したい企業に適しています。

主な機能

競合サイトの流入キーワード・上位ページ分析、検索ボリューム調査、検索意図・ユーザーニーズ分析、キーワード選定、検索順位計測、上位ページの見出し・共起語分析、記事構成・本文のAI作成、コンテンツ評価、リスティング広告調査、AI検索における引用・ブランド露出調査などの機能を搭載しています。

特徴

■ 競合サイトの集客状況を詳しく分析競合が検索流入を獲得しているキーワードや上位ページ、推定流入数を確認できます。自社が対策できていないキーワードを発見し、SEO戦略の立案に活用できます。

■ 日本語の検索市場とユーザーニーズを可視化豊富な日本語データをもとに、関連キーワードや検索ボリューム、検索意図を分析できます。ユーザーが求めている情報を把握し、需要に沿ったコンテンツを企画できます。

■ 調査からコンテンツ制作・効果測定まで対応競合調査やキーワード選定だけでなく、記事構成の作成、AIライティング、SEOスコアリング、公開後の順位計測まで一貫して行えます。SEO運用に必要な作業を一つのツールで管理できます。

会社情報

会社名:株式会社CINC

所在地:東京都港区虎ノ門1丁目21-19 東急虎ノ門ビル6階

設立日:2014年4月

サービスページ:https://keywordmap.jp/

6.まとめ

Googleのアルゴリズムは、200を超える指標を基にページの価値を算出し、ランキングしています。
ある対策を行ったから順位が上がるというものではありません。
しかし、ここで軽く紹介したSEO対策はどれも効果的で重要な対策項目です。
『ユーザーの検索意図』『網羅性』『信憑性』『独自性』を考慮したユーザーが満足するコンテンツを作成し、
Googleに評価されやすいページにしていきましょう。
そして、このような品質の高いページを増やして、
『専門性』や『権威性』『ユーザビリティ』を加味したより信頼できるサイトにしながら、
SEO対策を進めることが上位表示を目指すためのポイントとなります。
SEOには即効性のある施策はありませんが、地道にコツコツ積み上げることで大きな成果をもたらしてくれます。

あわせて読みたい【ECモール編】検索を制するものは全てを制す!SEOとは?

【ECモール編】検索を制するものは全てを制す!SEOとは?

今回は以前にご説明したSEOの【ECモール編】となります。 ※SEOの概要に関しては前回の記事をご確認ください。 ECモール運営においてもSEOは非常に重要な意味を持ちます。 その理由は大きく2点です。 ①商品ページへの ...