もうすでにご存知だと思いますが、ネットショップ注文のうちスマホからの注文はすでに8割を超えていると言われています。
家に帰ってからパソコンで買い物♪と言う時代は終わりをつげました。
電車の中や待ち合わせなどの隙間時間や、昼食や飲み会の最中にスマホを操作している人を良く見かけますが、まさにあの瞬間商品が売れているわけです。
スマホはPCに比べれば画面も小さく、ユーザーは「視認性」「操作性」「検索性」を求めます。
画面に入りきる情報が少ないので、いかにして使いやすいデザインにするかがポイントになります。
ネットショップにおいてスマホで使いやすいデザインとは以下の機能を指します。
A:ヘッダーが常時表示されている
B:ドロワーメニューを用意する
C:カテゴリ(特集)一覧が表示されている
これらの機能をうまく使いこなすことにより、サイトの回遊性のアップと迷子になったユーザーの誘導といった自分のショップからの離脱低下に役立ちます。
各機能について簡単に解説していきましょう。
A:ヘッダーが常時表示されている
ヘッダーとはスワイプでスクロールしてもスマホ上部に常時表示している表示領域です。
ショップロゴやドロワーメニューなどを置いて、ブランディングや迷った時の誘導リンクとして機能させます。
B:ドロワーメニューを用意する
ドロワーメニューとはよくスマホページの右上や左上に見られる Ξ のような形のアイコンのことです。
タップするとスライドして比較的大きな領域が現れるようにデザイン設計し、常時表示できない検索窓やカテゴリ群・会社概要・お買い物ガイド・お問い合わせ先を表示すると効果的です。
C:カテゴリ(特集)一覧が表示されている
ショップ内で推したい商品や人気の商品がすぐにわかるよう、どのページからもアクセスできるようにドロワーメニュー内や画面右側に縦長の固定バナーを設置するなどしておくとよいです。
しかしながらこう言った機能を実装しようとするとパソコンユーザー対策以上に労力やコストが必要です。
コーディングもやや難易度が高いCSSやJQueryが必要であったり、ECサイトによっては実装するのが難しいなど導入までの壁は決して低くはありません。
それでも昨今大半を占めるスマホユーザー離脱防止と回遊施策は、自分のショップの滞在時間アップ=売上・閲覧ページ数アップに直結しますので、積極的にチャレンジしていきましょう。