ネットショップ運営に携わる方なら、メルマガを集客ツールの1つとして上手に活用していきたいものですよね。
今はインスタグラムやLINE公式アカウント、ツイッターなどSNSを集客・販促ツールとして利用する企業が増えていますが、メルマガは古くから存在するマーケティング手法であり、多くの企業が有効活用しています。
メルマガ配信のメリットとして、
・配信予約で狙った時間にタイムリーな情報を発信できる
・一般的なバナー広告と比べ、コストを抑えて配信できる
・メルマガ購読者限定の情報を発信可能
・細かなセグメント設定で、ターゲットを絞って配信が可能
メルマガの場合は購読者のみに配信するため、購入履歴のあるユーザーなど自店への関心が高いユーザーに商品をアピールすることが可能です。
その反面、毎回同じ内容では飽きられる、工夫のない内容では読まずに削除されてしまうというデメリットもあります。
メルマガを有効活用するには、購読者の興味を惹きつけ飽きさせない工夫が必要です。
では、メルマガ配信で成果を得るために抑えておきたいポイントを見ていきましょう。
●開封率
メルマガ配信の鍵を握るのが、開封率です。
せっかく本文におトクな情報を詰め込んでも、メールが開封されなくては意味がありません。
開封率を上げるうえで外せないのが、件名(タイトル)です。
ある統計では、1日の平均メール受信数は約40通とも言われています。
件名で購読者の興味を引くことができなければ、せっかく配信したメルマガもほかのメールに埋もれてしまいます。
いかにインパクトのある言葉で読者の興味を引き付けることができるかが開封率を上げる鍵になります。
そのうえで、まず気を付けたいのが文字数です。
件名(タイトル)は「短く簡潔に」がポイント。
メーラーを起動したときに表示される部分に重要な情報を入れるようにしましょう。
パソコンのメーラーであれば、25文字ほどですが、最近はスマホやタブレットなど小型のデバイスからのアクセスが増えています。
文字数は15文字を目安に、重要な情報を盛り込むようにしましょう。
例)
・緊急性…〇個限定! 〇時間限定!
・有益性…このメールが届いた方限定、先着〇名様限定!
・具体性…〇%OFF!使うだけで〇%UP!
●開封されやすい曜日・時間に配信する
メルマガの開封率を上げるためには、メールを読まれやすい時間帯を狙うことも大事です。
1日の平均受信数は約40通ともいわれていますから、購読者がメールを確認できない時間に配信をしても、次々と届くメールに自店のメルマガが埋もれてしまう可能性が高いです。
購読者の属性を把握して配信時間を調整することで、開封率が上がるでしょう。
ターゲットがビジネスマンであれば、朝夕の通勤時間帯やランチタイムを、主婦がターゲットであれば家事が落ち着く14時以降を狙うのもお勧めです。
モールのイベントに合わせてメルマガを配信する場合、イベント開始時間に合わせてメルマガ配信する店舗はとても多いですが、その反面、購読者の立場からすると短時間に多くのメルマガが届くことになります。
必然的に、自店のメルマガが多店舗のメルマガに埋もれる可能性も高くなります。
あえてイベント開始から少し外した時間にメルマガを配信することも、有効といえるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
①スマホが開かれやすい時間帯に配信し、
②件名で購読者の興味を引き開封させることができたら、本文には購読者だけが得られるお得な情報を載せましょう。
メルマガ限定クーポン、限定セール、〇時間限定ポイント10倍!など、緊急性かつ有益性の高い情報を盛り込むことで、「ここの企業のメルマガは見逃せない」と印象づけられるとよいでしょう。