以前の記事で、消費者向け(BtoC向け)ASPカートについて
ご紹介させていただきました。
今回は、企業間取引に使われるショッピングカート(BtoBカート)について、
詳しくご紹介していきます。
BtoBカートを導入することで、
・「電話・FAX」などの効率の悪い作業を最適化
・受発注処理を効率
・企業間の「商習慣」や「価格対応」を設定
・様々なサービスと連携
など、ヒューマンエラーを減らして企業間取引をより効率的に行うことが可能となります。
BtoBカート導入をお考えの際は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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BtoB向けASPカート10選
◆Bカート
初期費用:¥80,000
月額費用:¥ 9,800~
・BtoB-EC専用のカートシステムとして初めてAPIを公開
・決済・請求業務・在庫連動・出荷、倉庫管理など幅広いサービスと連携
・顧客ごとに異なる価格設定・複雑な取引を一元管理できる機能搭載
・最短3日で利用可能、ASP型なのでコストが安価
・毎月無料でアップデートされる
◆楽楽B2B
初期費用:¥100,000~
月額費用:¥ 50,000~
・BtoB取引を前提として開発されたEC構築サービスなので掛け率などを細かく設定できる
・決済サービス、ERP、メール共有管理システムなど他社ECソリューション連携が充実
・紙の注文書を自動で読み込む機能「注文書自動読込み機能」を実装
・取引先ごとに商品や決済手段を自動的に切り替える機能を搭載
・取引先ごとに柔軟なカスタマイズが可能
◆アラジンEC
初期費用:要問合せ
月額費用:要問合せ
・パッケージ型とクラウド型の2種類を用意
・パッケージ型は企業の要望に合わせて柔軟にカスタマイズが可能
・得意先ごとにキャンペーン情報の配信ができる
・自社開発・サポートによる基幹システムを約5,000社以上に導入したノウハウを持つ
・在庫をリアルタイムに確認できるため、品切れ品の受注を避けられる
◆ebisumart
初期費用:¥3,000,000~
月額費用:要問合せ
・毎週、機能のアップデートが行われる
・ECショップでの売り上げを実店舗とリアルタイムに共有が可能
・基幹システムとの連携で在庫管理や経理伝票への反映も自動化
・様々なシステムと連携でカスタマイズ性に優れている
・外部の集客ツールや追客ツールなどと連携可能
◆Bee Trade
初期費用:要問合せ
月額費用:要問合せ
・取引先ごとに価格、販路、決済手段を設定できる
・商品別、商談別の個別割引にも対応
・取引のリスクを防ぐ決済管理
・取引先別に商品の出し分けが可能
・BtoB-EC運営が初めての方にも安心のサポート体制
◆EC-Rider B2B
初期費用:¥100,000~
月額費用:¥ 50,000~
・安価なASP型と独自システムとしてカスタマイズ可能なパッケージ型の2種類を用意
・マルチサプライヤー機能でサプライチェーンの運用効率を大幅に改善できる
・自動でFAX内容を読み取りシステム登録してくれる「FAX OCR連携機能」を実装
・英語や中国語へも対応している
・自社の仕入れ先や販売先が複数あっても全て1つのサイトで管理できる
◆ecbeing BtoB
初期費用:要問合せ
月額費用:要問合せ
・顧客データベースの法人対応及び権限設定を実現
・売掛注文・与信管理に対応
・商品コード(商品No)での一括注文に対応
・戦略からWEB広告、デザインまでトータルにサポート
・BtoCサイトの同時構築や、社内販売サイトの構築など幅広いカスタマイズが可能
◆MakeShop(BtoBオプション)
初期費用:要問合せ
月額費用:要問合せ
・BtoBだけでなく、BtoCと兼用して運営可能
・専任のスタッフによるサポートが充実
・会員別に販売価格を変える・商品の表示を変えることが可能
・取引先別に決済方法の選択が可能
・基幹システムとの連携や専用サーバープランなど個別カスタマイズにも対応可能
◆サブスクストアB2B
初期費用:¥69,800~
月額費用:¥49,800~
・単品通販、定期通販カートシステムで、シェアNo.1
・サブスクリプション・定期購入・頒布会に特化
・顧客が継続的に購入するような仕掛けが充実
・購入頻度や価格設定から、複数の商品を組み合わせて販売可能
・勉強会を随時開催しており、導入後も安定したサポート対応
◆CO-NECT
初期費用:無料
月額費用:無料~
・初期費用0円で始める受注システム
・スマホで簡単に発注作業ができる
・注文の対応状況をお取引先と共有でき、受領確認や出荷連絡もWeb上で行える
・注文ステータスを一目で共有できるため、漏れやダブりを軽減
・充実したレポート機能で、受注状況を分析できる
まとめ
クラウド型のASPは比較的安価な初期費用と月額費用で利用することができ、
スモールスタートには非常におすすめです。
パッケージ型は、自社の要望に合った機能をカスタマイズできますが、
クラウド型と比べると膨大な費用が掛かります。
・自社の運用に合わせたカスタマイズが可能か
・顧客別の取引条件設定可能か
など比較検討すべき点は企業によって様々です。
事業規模・予算・知識に合わせて自社に最適なものを選ぶようにしましょう。
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