離脱率とは
離脱率とは、「ホームページを訪れたユーザーのうち、
そのページを最後にホームページから離脱したユーザーの割合」を指します。
ホームページを訪れたユーザーは
必ずどこかのページで離脱することになるので、
ホームページ全体の離脱率は100%となります。
そのため、離脱率を確認するときは
ページごとの離脱率を確かめなければなりません。
直帰率と混同しやすいのでご注意ください。
離脱率の算出方法
離脱率は以下の式で算出することができます。
離脱率=各ページで最後になったページの離脱数/各ページ全体のページビュー数
具体例を用いて説明いたします。
5名のユーザーが、Aというページを閲覧しました。
その後、Aを閲覧した3名は同じサイト内のBというページに遷移しました。
残りの2名のうち1名はAページの閲覧後にそのままブラウザを閉じ、
もう1名は他サイトを閲覧しました。
この例において、
AページのPV数は5回、離脱数は2回なので
2÷5×100=40という計算になり、
Aページの離脱率は40%ということになります。
離脱率の改善方法
離脱率が高い場合、以下のような原因が考えられます。
申込などの完了ページ
申込や問い合わせなどのコンバージョン完了ページは、
最終的にユーザーのニーズを満たすページであり、
離脱率が高い傾向にあります。
内部リンクが少ない
サイト内の他ページへのリンク(内部リンク)が少ない場合、
ユーザーが続けて読み進める関連コンテンツへの導線が無いため、
離脱率が高くなってしまいます。
1ページで満足した
求める内容がコンテンツに記載されており、
ユーザーがその1ページで問題解決できたため、離脱率が高くなります。
ブログのような 1 ページのみのサイトや、
その他 1 ページのみのセッションが想定されるようなコンテンツは
離脱率が高くても全く問題ございません。