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【EC用語辞典】ペルソナマーケティング

ペルソナとは

ペルソナとは、ラテン語で「仮面」という意味で、
元々は演劇などで多く用いられておりました。

そこから派生し、マーケティング業界では
「商品・サービスを買ってくれる、架空の典型的ユーザー像」
という意味でペルソナという言葉を使います。

氏名・年齢・性別・住居・家族構成などの基本項目から、
職業・役職・年収などの労働環境、
趣味・価値観などの部分まで事細かに設定し、
実在するかのような人物像を描くことで、
企業が取るべき戦略や具体的な施策を立てることができます。

ペルソナとターゲットの違い

ペルソナと混同してよく用いられるのが『ターゲット』ですが、
ペルソナとターゲットの違いは【想定する人物の詳細さ】にあります。

ターゲットは「40代既婚女性」、「文系の女子大生」など
年代や性別などで幅を持たせたユーザー層を設定するのに対し、
ペルソナの場合は、「一人の架空の人物」を想定して、
その人物の基本項目、趣味嗜好、価値観やまで、詳細に設定します。

この設定の深さの違いが、
商品開発やマーケティング戦略に至るまでを
より具体的に思考すること材料になります。

ペルソナマーケティングとは

ペルソナマーケティングとは、ペルソナを設定し、
そのペルソナに最も刺さるであろう商品を開発したり、
最も効率的な戦略を描くことを言います。

「このペルソナはおそらくこのようなライフスタイルを送っているから
こういう訴求の仕方をすれば良いのではないか?」
というような考えで事業を推進していくのが基本的な例となります。

ペルソナを設定するメリット

1.組織間でターゲットとなる人物像を共有できる

「東京在住の40代既婚男性」などの曖昧なターゲット設定だと
各個人によって想像するターゲットに認識の相違が生まれます。

ペルソナを設定することでこの相違をなくし、
円滑なコミュニケーションを図ることが可能です。

2.効果的なアプローチができる

詳細な人物像を想定することでその人が抱える不安や悩みなども
想像することができます。

そのため、どういうメッセージが最も刺さるのか、
どういう情報を求めているのか、
どういう商品を欲しているのか
などを具体的にイメージすることができ、
商品開発や販売戦略に工夫を凝らすことが可能です。

3.ユーザーファーストで考えることができる

ペルソナを設定することで、ユーザーの視点から
ユーザーの気持ちになり議論や意思決定ができるようになります。

これは商品開発や戦略を練るうえでも非常に重要な視点となりますので
ペルソナ設定をする副次的なメリットとして覚えておいてください。

ペルソナの設定方法

ペルソナ設定は以下の手順で行います。

1.必要な情報を集める

2.情報を整理する

3.ペルソナ設定

必要な情報を集める

まず、具体的な人物像を設定するために必要な情報を収集します。

以下の方法がよく用いられますので参考にしてみてください。

  • ユーザー様へのアンケート
  • 営業担当へのインタビュー
  • 社内に蓄積されているデータを解析
  • 公表されているデータを活用
  • SNS調査

情報の整理をする

一定数のデータを収集することができたら、続いてはその情報を整理します。
集めたデータの中から必要な情報を絞りましょう。

ペルソナ設定

ペルソナ設定のためには以下の4分類を考えていくと
より具体的な人物像を想定することができます。

1.その人物の属性
氏名、年齢、性別、家族構成、職業、年収など

2.その人物のパーソナリティ
性格、趣味嗜好、価値観、抱えている悩みや不安など

3.その人物のライフスタイル
休日の過ごし方、使っているデバイスなど

4.その人物の人間関係
友人の数、所属しているコミュニティなど

また、ペルソナ設定をする際には以下のポイントにも注意をしましょう。

  • 自社にとって理想のユーザにしない
  • 先入観、固定観念を持たない
  • 定期的に見直しを行う